Sarah D'Hertefelt, 2017. Directive conditional and complement insubordination in Germanic languages
要点
- 脱従属化した条件節や補文が行為指示を表す現象 (complement directive, conditional directive) について考える
- まず記述として、
- conditional directive は依頼 (request) 、脅し (threat) に用いられ(直接的)、
- complement directive は禁止、勧め、許可は補文に用いられる(間接的)
- 意味的には、以下の点において、元の文との相関を持っている
- conditional directive は以下の2点で条件文の特性を共有している
- 1 「あり得た選択肢」を常に含意すること
- 2 常に特定の帰着へ向かうこと
- complement directive は、照応的な特性を共有する
- conditional directive は以下の2点で条件文の特性を共有している
雑記
- 同じ本にヨガにおける directive の論文あって、笑ってしまった(失礼)