もう始まってるところもあるので今更感もありますが、これの続き。
要点
いわゆる「オンデマンド型」で録画するときの方法いろいろ。
- 講義風景をそのまま録画
- これを検討する人はあんまりいなくなったと思うので割愛
- PC画面の録画
- Powerpointに音声か動画を乗っける
- 音声のみ
- これも割愛
個人的には、何らかの方法に「学生をサクラとして参加させることで、リアルタイムの講義っぽくする」という方法がおすすめです。
方法いろいろ
TeamsやZoomで撮る
ビデオ会議を開いて、画面共有をしながら喋り、録画する。
- ○アプリ間の遷移ができ、自由度が高い
- ○OfficeでStreamにアップロードする場合、受講者側がビットレートを選択できる
- ×不慣れだと難しいので、おじさん全員には勧めにくい
- 大学でTeamsとStreamを契約していたら、これを使うのが一番よい
- 撮影用のチーム(自分だけ、もしくは後述するようにサクラだけ呼ぶ)を作って、そこで撮影を行う
- Stream上の「共有する相手→マイグループ」で、講義用のチームを選択することで視聴権限を与えることができる
Powerpoint で撮る
スライドに音声や動画を乗っけていくスタイル。もともとスライドを準備してある場合はこれを使うのが一番楽。2個目の方法で別のアプリケーションを録画して、それをスライドに乗っけることもできる。*1
- ○普段使っているソフトなので直感的に理解しやすい
- ○その場でトリミングもできる
- ×領域選択しかできないので、他の方法のようにアプリで選択ができない
- ×アプリ間の遷移ができない(ので、パワポを使わないのなら使う理由はない)
Windows付属機能で撮る
Winキー + G (ゲームバー)の機能で撮ることもできる。
- ○最も準備がいらない、あと多分処理が早い?
- ○ウィンドウの選択ができる
- ×その場でトリミングができない
- ×アプリ間の遷移ができない
- ×多分、顔が出ない?(おじさんの顔が出ないという点では○かも)
サクラ方式
結局「Teamsで撮る」で、こうやっている。*2
- サクラの学生を招待したチームで、2,3人に聞いてもらいながら録画する(サクラ方式)
- 学生のプライバシーに配慮して顔は出させない、自分は顔面フリー素材
- 基本的に画面共有を使う
- 講義資料のPDFを画面共有しながら喋る
- 「空欄の板書」に当たる行為は、空欄に文字を入力することで代替
- 資料にないことを補足で説明したくなったら、画面共有したメモ帳に打ち込む
- 受講者のコメントや課題はForms(前記事も参照)で集める
- フォームにはPDFからリンクを貼っておく
サクラ方式を勧める大事な理由3点、
- (良くも悪くも)ライブ感が担保できるので、味気なさがかなり減衰する
- ほぼ撮って出しできる(せざるを得なくなる)ので、前準備や後処理の負担がかなり減る
- 一人で録画すると撮り直したり動画をいじったりしたくなる
- 特にパワポ録画の場合はスライドごとに撮り直しができるのでどんどん時間が過ぎる
- かっちりと喋った動画を作るのも大事かもしれないが、一コマに割ける時間は限られているし、我々はYoutuberを目指しているわけではない
- 一人で録画すると撮り直したり動画をいじったりしたくなる
- 学生の予定を聞いて収録日時を決めなければいけないという手間と引き換えに、自ずと締切が定まる