2020-11-17 塚本泰造(2002.2)賀茂真淵の著述(擬古文)における「から」系のことば 近世 文語 接続助詞 塚本泰造(2002.2)「賀茂真淵の著述(擬古文)における「から」系のことば」『国語国文学研究』37 要点 宣長のカラには不自然であると判断された事態を批判的に表現使用する傾向がある(塚本2001)が、擬古文の先駆者である賀茂真淵の場合はどうか 真淵のカラニは、以下の3点で誤用であり、 本来は歌語なのに散文用語として使われる 上代・中古和文に見られないカラハと共存する 本来は時間的な連続性を持つが、それが薄く、因果を繋いでいる 当時の通念・通説に対し異議を申し立てる発現に集中する 自然な帰結の場合にはユヱ・ヨリのみが現れる カラハも、前件と後件が独立し、異議申し立てを行う機能を持ち、 宣長に至って、カラに引き継がれたと考える 雑記 まとめて読みます