ronbun yomu

言語学(主に日本語文法史)の論文を読みます

田中牧郎(2015.5)明治後期から大正期に基本語化する語彙

田中牧郎(2015.5)「明治後期から大正期に基本語化する語彙」斎藤倫明・石井正彦編『日本語語彙へのアプローチ―形態・統語・計量・歴史・対照―』おうふう

要点

  • 明治後期から大正期にかけて基本語化する語彙には以下の3類がある
    • 口語性の強い語
    • 新概念を表す語
    • 抽象概念を表す語

前提

  • 近代雑誌コーパスの整備によって近代以後の語彙の状況を知ることができるようになってきたので、頻度情報による基本語化の流れを考えたい

方法

  • 高頻度の語を基本語、低頻度の語を周辺語と考えたとき、

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    p.236

  • 以下の範囲に収まる語が「基本語化した語彙」と扱うことができる

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    p.238

  • 以下がその76語の一覧である

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    p.238

基本語化した語彙

  • 基本語化した和語と混種語は文体の変化に関係するものが多い
    • 口語性の強い語は言文一致により書きことばの口語的な部分に進出したもの:いらっしゃる、すっかり、ちゃんと、何しろ…
    • 文語文・口語文によく使われる基本語の類義語が、口語論説文や口語実用文に使われるようになったもの:小さな(←小さい)、太る、明るい、立場…
  • 基本語化した漢語は口語率が高いものがそれほど多くない
    • 有権、到頭、気分、大変、飛行は和語の場合と同様の変化
  • 科学技術や社会制度、建造物など、近代的概念の定着とともに基本語化する一群がある
    • 栄養、飛行、生殖、手術、廊下、階段、国有…
    • 例えば「国有」は、1901年、日本の鉄道の国有について論じる部分で多く使われるようになり、それが鉄道以外にも広がる
  • これらに該当しない語は抽象概念を表す語であるという特徴を持つ
    • 例えば「向上」は、「心が上向きになる」意味の名詞から、次第に心以外の「向上」も表すようになり、動詞用法を持つようになる
    • 「考慮」は「考える」「慮る」「顧慮」など、類義の和語・漢語との間に使い分けの関係を形成し、新たな語彙体系を構築するし、
    • 「努力」「実現」は「つとめる」「あらわす」の意味変化が深く関わる

雑記

  • 手首がバキバキで終わってる、どうすればよいのか

田中牧郎(2015.4)近代新漢語の基本語化における既存語との関係:雑誌コーパスによる「拡大」「援助」の事例研究

田中牧郎(2015.4)「近代新漢語の基本語化における既存語との関係:雑誌コーパスによる「拡大」「援助」の事例研究」『日本語の研究』11(2)

要点

  • 雑誌コーパスの頻度の調査により、漢語の基本語化を捉える
    • 拡大・援助の基本語化は既存語との類似性を高める方向で進み、
    • 既存語との意味的・文体的な関係をも構築する

前提

  • 雑誌コーパスを用いることで「近代語における言語資料の多様さと膨大さは、研究遂行上、むしろマイナス要因として、近代語研究の前に立ちはだかっている」(湯浅茂雄)という問題に取り込むことができる
  • 全自立語の頻度を調査し、中心に近い語から周辺語までの5段階のレベルを付して、明治後期から大正期にかけて基本語化した語彙(76語)は、次の3類に分類される
    • 口語性の強い語(いらっしゃる、何しろ、駄目)
      • これは言文一致から説明可能
    • 新概念(栄養、国民、飛行)
      • 社会そのものの近代化から説明可能
    • 抽象概念(向上、実現、努力)
      • これは外的要因による説明が難しい
  • ここでは、「拡大」と「援助」の基本語化の過程と背景を詳しく検討したい

拡大

  • 他動詞的な「拡大」の意味の展開
    • 空間的な範囲の拡大の語義(領土拡大)から始まり、
    • 物理的・精神的な事物の拡大(利源を拡大)が見られるようになり、
    • 活動の拡大(貿易拡大)へと語義を加えていく
  • これは既存語の広がる・広げるの基本語化の過程と同様である
    • 開くの意(紙を広げる)を基本義として、
    • 開いたものが周囲に及ぶ、事物の意(事物が広がる)、
    • 開く動きが周辺に波及する、活動の意(貿易を広げる)、
    • 及ぶ範囲が広くなっていく、範囲の意(東京市街が広がる)
    • さらに、その広く及んだ全体の、景色の意(山脈が広がる)と展開していく
  • 活動の拡大、活動を広げるの意がどちらも当初の年次には例がない点で共通し、
  • 一方で、抽象的な語句(業務)や規模の大きい語句(戦争)が拡大につきやすいなどの差異もある
  • なお、類義漢語の拡張は拡大に比べて使用範囲が広く抽象的であり、広がる・広げるとのペアとしては拡大の方が適していたのであろう

援助

  • 援助の対象、援助される側の状態、援助する主体という要素が現れる
    • (対象)是等の諸島は、(状態)戰かひ一たび開く時は、(主体)本部との連絡絶ち、容易に援助し得可からざるものと詮らめざる可からず、
  • ヲ格名詞は、有情物・事業・状態の3種類があり、前2者の例が多い
  • 一方で主体は有情物に限られる
    • 名詞用法も同様の傾向を示す
  • 類似する既存語「助ける」は明治大正を通して基本語であるが、やはり「助ける」対象は有情物・事業・状態の3つの場合である
    • 前2者が多いこと、有情物が多いこと、状態・行為が少ないことが、援助と類似する
  • 助けるの場合、ガ格名詞はもともと広範であった(生糸輸出の好況ガ助ける)が、有情物に一本化されていくという点で、やはり助ける・援助が次第に類似性を高めていくさまが見える
  • 拡大と広がる・広げる同様、助ける・援助も関係性を持つようになる
    • ヲ格名詞の有情物は、援助において組織が多く、助けるにおいて個人が多い
    • ガ格も同様
    • 対象に関する行為を「助ける」は取れる(戦争当事国の戦争を助ける)が、援助は取れない
      • 援助は抽象的な文章語、助けるは具体的な口頭語であるということ

まとめ

  • 拡大・援助の基本語化は既存語との類似性を高める方向で進み、
  • 既存語との意味的・文体的な関係をも構築する

雑記

  • 日常がなんもなさすぎてここに書くことな~んもない

近藤泰弘(2000.2)モダリティ表現の変遷

近藤泰弘(2000.2)「モダリティ表現の変遷」『日本語記述文法の理論』ひつじ書房、原論文は近藤(1993.5)「推量表現の変遷」『言語』255

前提

  • ム・ラム・ケム・ベシ・マジ・ジ・メリ・ナリの現代語への変遷について考えたい

分類

  • 以下の3分類とする
    • A ベシ・マジ:極めて用法が広く、連体ナリに上接可能(客観的)、意味も広い
    • B メリ・終止ナリ:活用形不備、不変化的性格があるが、疑問文には用いられない(ム系と異なる)、連体ナリには下接する、意味的には evidential
    • C ム・ラム・ケム・ジ:ほぼ不変化助動詞で過去形もなく、典型的なモダリティで、疑問文にも現れ、連体ナリには下接
  • 現代語については以下の2つに分ける
    • 1 カモシレナイ類:過去形を持ち、疑問文にも用いられる
    • 2 ウ・ヨウ・ダロウ・マイ

比較

  • 現代語の場合は相補的であるが、
    • 1 カモシレナイ類は活用完備、過去形あり、疑問文と非共起、連体あり
    • 2 ダロウ類は活用不全、過去形なし、疑問文と共起、連体なし
  • 古典語の場合はそうでもない
    • A 活用完備、過去形あり、疑問文と共起、連体あり
    • B 活用不完備、過去形あり、疑問文と非共起、連体あり
    • C 活用不完備、過去形なし、疑問文と共起、連体あり
  • 古典語の場合、現代語と異なり全てに連体用法がある
    • 主観性と相容れない性格であって、古典語モダリティ全般は現代語のダロウよりも主観性が弱い
    • すなわち、仁田の真性モダリティだけを担う語形はないと考える
  • 過去形の有無、疑問文との共起は古典語と現代語に似た点がある
    • 現在形しかないCは明らかに主観性が強く、A・Bは疑似モダリティ的性格が強い。現代語の分類もこの観点によるもの
    • epistemic が一般的に疑問文には用いられない(may, must)ことからして、現代語のウ・ヨウの疑問文と共起するという性格は、ム・ベシから引き継いだものである

古典語から現代語へ

  • 以下の変化があり、
    • Aの文末用法の弱化とBとの統合
    • Bの消滅・別語形の発声
    • Cの文末専用化
    • Cのム以外の消滅
  • 問題は以下3点にまとめられる
    • なぜAが勢力を弱め、Cが残ったか
      • 否定形においてはむしろベシ系のマイが残っているので、よく分からない
    • なぜCの中でもムだけが残ったか
      • ラム・ケムは原因理由推量の性格(他の節までモダリティのスコープを及ぼす力)があり、連体ナリも同様にノダになっているので、「スコープを他の節に及ぼす形でのモダリティの語形」が揃って消えているとまとめられるか
    • なぜBは残らなかったか
      • よく分からないが、古典語助動詞はツ・ヌ、キ・ケリすら語形自体が消滅しているので、それと関係するか
  • ただし、方言ではこの限りでないことには注意すべき
    • 関東・完成ではム系が中心だが、東北ではベシ系が残る
    • 九州南部と東北に二重否定形がある

雑記

  • 『日本語のモダリティと人称』、「日モ人」って略してる

近藤泰弘(1991.3)中古語におけるモダリティの助動詞の体系

近藤泰弘(1991.3)「中古語におけるモダリティの助動詞の体系」『日本女子大学紀要(文学部)』39、近藤(2000)による

前提

  • 中古語の(広義)モダリティの体系を構文的性格から考えたい

助動詞の分布と従属度

  • まず、述語としての性格から、とりうる形態の分布を見ると、

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p.459

  • この表の縦は「およそ助動詞の主観性の強弱によって配置されているものと了解できる」
    • 語形変化が少ないこれら(下側の)助動詞は、金田一の「不変化助動詞」に近い性格を持つ
  • 逆に、横軸の左側、「て」「とも」などは最も制限が強いので、従属度が高いと考えられる
    • この、て、とも、連用、仮定ば、確定ば、ども、を、連体、疑問、強調、終止、という配列が、従属節の従属度を表しているかを考えたい
  • 係助詞によって従属節の従属度を検証する
    • [……て+ぞ、……連体形]。は、テを含む成分が主節内部にあると解釈され、
    • [……]を+ぞ[……連体形]。は、接続助詞ヲで節が完結しており、ゾによって次の文と呼応させられないので存在しない
      • すなわち、ヲはテよりも従属度が弱く、独立性が強く、主節的である
  • これを念頭において係助詞との相互承接を見ると、

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p.462

  • 先の助動詞分類と同じ傾向を示すことになる
    • テ・連用は広く係助詞を下接する(従属的)
    • ヲはしない(独立的)
    • 条件節はその中間
  • 4節は他のモダリティを表すと考えられる形式群の中で、これら助動詞群がどう位置付けられるか?を考える(略)
    • 言い切る形(命令・願望など)が、助動詞による叙法(いわゆる判断のモダリティ)以外のいわゆる伝達のモダリティで、判断のモダリティとは別の階層として存在する、と考える

雑記

  • 学内全面禁煙問題、うちはみんな非常階段でバカスカ吸いまくってて笑う

鈴木丹士郎(1999.10)近世における形容詞シシ語尾の展開

鈴木丹士郎(1999.10)「近世における形容詞シシ語尾の展開」『近代語研究』10

要点

  • 近世の形容詞シシ語尾には終止法と中止法があり、
  • 終止法が典型的に、強調の場合に用いられた
  • その他形容詞の特殊な用法について

シシ語尾の用法

  • 終止法に使われる場合と特殊な中止法に使われる場合がある
  • 終止法の場合、文終止の場合と、反復形による終止(うれししうれしし)があり、いずれも感動詞のあとに位置する場合が少なくない
    • おめ〳〵生て帰らんとはうらめしし。
  • 特殊な中止法(=不十分終止)は並列に用いられ、累加的な場合と、原因・理由を表す場合がある
    • 累加的:命はおしし所領はほししをしやはしやのがき侍
    • 原因・理由:見られてはむつかしし しがいをかくせ。
      • ただし、根拠としての拘束はゆるやかである
  • シシ語尾の「本領は文を完結させる終止法に」あり、ときに中止法として用いられるものと考える
    • それが可能なのは、終止形がそもそも「閉鎖的性格」を持ち、連用形に通ずるところがあるため*1

シシ語尾の性格

  • シシ語尾は状況・事態の判断の強調の言い方であった
  • それは例えば、以下のように対比できる例から窺える
    • やあめづらしゝ弥五郎/やあめづらしや弥五郎
  • なおク活用の強調の場合は促音挿入(にっくし)や音変化(ふてい)という方法もあったが、文語表現としては採用されづらく、終止形シを取る
    • めでたし〳〵〳〵といさめながらも

その他

  • 近世には形容詞終止形がノを承けることがあり、
    • ~事の浅まし
  • それがシシ語尾の場合もある
    • きざみたばこのあさましし
  • 「御シシ語尾」の例があるが、「おいとしし」で固定的である
  • 助動詞に関してもマホシがシシ語尾を取る
    • 御仕置あらまほしゝ
  • シシ語尾を一般的形式として記述する資料もあれば、一方で誤りであると記述するものもある
    • 嬉しゝ。久しゝと遣ふは一向の誤也。(古学截断字論[1834序])

雑記

  • カレー食いて~~!

*1:しかしそれではもうただの連用形ではないか……?そういえば、中世の不十分終止は旧形態にしか残らないという説明がされがちだが、「寄っただけなのにご飯も食べる、テレビも見る、…」と言えるように、終止形そのものの働きというよりは終止形の事態をまとめる力と、ハ・モの機能によるのでは?と考えた方がよいのではないか、とふと思った。普通の終止形でも可能だったはずで、おそらく並列させるような例もあるが、仰々しい発話に旧形態が使われることによって不十分終止という機能があるように見えているのではないか(でもこれだと対句になる理由が説明できない)?一回ちゃんと考えてみたいな~

松尾弘徳(2008.3)因由形式間の包含関係から見た天理図書館蔵『狂言六義』

松尾弘徳(2008.3)「因由形式間の包含関係から見た天理図書館蔵『狂言六義』」『文献探究』46

要点

  • 天理本の因由形式の包含関係は中世末のそれと、天理本の内部変異を反映する

前提

  • 李(1998)の観点に基づき、天理本における因由形式の包含関係を調べたい
  • 李(1998)に示された虎明本の形式分類は以下の通り
    • B類:ニヨッテ・ニヨリ・ユエニ
    • C類:ホドニ・トコロデ・アイダ
  • 松尾(2000)では、天理本内部の変異について、
    • 上巻では、ホドニが7割を占め優勢であるのに対し、下巻ではホドニとニヨッテの使用率が拮抗
    • ホドニは天理本下巻において使用率が落ちるが、推量・意志・希望+ニヨッテ、ニヨッテ~命令・依頼の場合にはニヨッテに取って代わられることはない

hjl.hatenablog.com

包含関係

  • 例えば以下の例を[[ニヨッテ]ホドニ]と考える
    • 私の親じゃ者が魚を商売仕者であったニヨッテ魚の名を多存たホドニ魚の名を取り集めて申て説法のやうに申さうと存ずる
  • 上巻において、
    • [[ニ]ホドニ]
    • [[ホドニ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ホドニ]
    • [[バ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ニヨッテ]
    • [[ニヨッテ]バ]
  • 下巻において、
    • [[ホドニ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ニヨッテ]
    • [[バ]ニヨリ]
  • すなわち、
    • 天理本には[[ホドニ]ニヨッテ]はあるが、[[ニヨッテ]ホドニ]はない
    • 上巻はホドニ節による包含が多いが、ニヨッテの使用率が増す下巻では、ニヨッテ節の包含が伸張する
    • 下巻のニヨッテは後件の制約がないので、包含される節にもニヨッテが増加する
  • 因由形式の様相は異なるが、一方で包含関係という質的関係は維持されるので、天理本全体を通して当代の口語と齟齬を来さないと言える
  • なお、古本六議には(天理本とは異なり)内部差は見出だせないが、[[ホドニ]ニヨッテ]の例のあることが注目される
    • 年月の願もあるホドニさやうのこともしまひたいニヨッテ俄なれ共参
    • 「ニヨッテはホドニを包含しない」という
    • 天理本の[[ホドニ]ホドニ]と対応する例であり、ニヨッテの構造変化が背景にあるか
    • 虎寛本に至って[[ホドニ]ニヨッテ]、~うニヨッテが見られることとも関連する

雑記

  • めちゃゼミの課題っぽいな

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

李淑姫(2002.8)『応永二十七年本論語抄』の因由形式の階層

李淑姫(2002.8)「『応永二十七年本論語抄』の因由形式の階層」『筑波日本語研究』7

要点

  • 応永本論語抄のニヨッテは、キリシタン資料・虎明本と比べると階層的にはホドニに近い

前提

  • 抄物における因由形式についての小林1973の記述
    • ホドニ・ニヨッテは口語的、已然バ・ニヨリテ・ユエニは文章語的
    • ニヨッテは勢力としては小さい

応永本論語抄の因由形式

  • 已然バはウズレバがないのでB類
    • ただし、後件に推量・意志・命令が来るので、現代のタメニ・ノデとは異なる
  • ホドニはマイホドニの例があるのでC類
    • ントスルホドニの例もがある
  • ニヨッテはウ・ヨウ、ウズル、マイが来ないが、ベシを包含する例はあるのでC類寄りか
  • ユエニもニヨッテと同様、B類ではあるがベシを包含する
  • 以上より、已然バ、ニヨッテ、ユエニはB類、ホドニはC類

応永本論語抄の包含関係

  • 以下のパターンがある
    • [[已然バ]ホドニ]
    • [[ニヨッテ]ホドニ]、[[ホドニ]ニヨッテ]
      • 過渡期的な用例として見るか、もしくは、ニヨッテの階層をキリシタン・虎明本と比べてホドニに近い階層であったと見ることができ、ここでは後者を採る
    • [[ホドニ]ホドニ]

まとめ

  • 以上より、応永本の論語抄の階層は次のように整理される*1

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p.78

雑記

  • この後数本韓国の『日本学報』に同趣の論文があるが、現在アクセスできる環境になく…

*1:無理にB,C類に当てはめるからこうなるのであって、包含関係を示すだけでよいようにも思う