要点
- 日本語・英語におけるモダリティ・ムード形式の texutual な用法について、
- これが subjective > intersubjective > textual という一定の変化をするということを示す
- 英語における譲歩的な may,
- Whatever one may think of Kenneth Williams, I thought he did a very good rendering.
- A fine building it may be but, ...
- 英語、日本語や他の言語における条件文的な命令文
- 英語における譲歩的な may,
- これは subjectification, intersubjectification のどちらでも説明できないので、
- 新たに「textual への変化」という方向を設定することが必要であることを示す
- 全体を通して、 'speech-act orientation' というラベル付けが可能であろう*1
- こうした textual な機能への変化は (inter)subjectifive な意味の先の、文法変化の終着点である
- (これまではむしろ、その中間地点のように考えられてきていたけれども)
雑記
- ふるさと納税で冷凍庫がヤバイ
*1:それもまた傾向に過ぎないかなという感じはするし、そもそも sub- と inter- を関連付けるのが悪手なんじゃないのと思っている