ronbun yomu

言語学(主に日本語文法史)の論文を読みます

る・らる

大久保一男(2016.2)「思さる」の「る」

大久保一男(2016.2)「「思さる」の「る」」『国語研究』79 要点 思さる(思す+る)の「る」を尊敬と解釈するものがあるが、少なくとも源氏においてはそうではないものと考える 上(桐壺)も、藤壺の見給はざらむを飽かず思さるれば、(紅葉賀) 物足りな…

吉田永弘(2016.2)「る・らる」における否定可能の展開

吉田永弘(2016.2)「「る・らる」における否定可能の展開」『国語研究』79 これとセット hjl.hatenablog.com 要点 吉田(2013)の肯定可能の分類によって否定可能の分析を行い、肯定可能と並行的に推移していることを明らかにする 肯定可能の展開 上記事参…

吉田永弘(2013.10)「る・らる」における肯定可能の展開

吉田永弘(2013.10)「「る・らる」における肯定可能の展開」『日本語の研究』9-4 www.jstage.jst.go.jp 要点 後発的な「る・らる」の肯定可能の用法に関して、 なぜ中古では肯定可能を表せなかったのか 肯定可能を表せない場合どのような形式で表していたの…