目次
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目次
活用
- ハイコ・ナロク(1998.10)日本語動詞の活用体系
- 大木一夫(2010.3)古代日本語動詞の活用体系 古代日本語動詞形態論・試論
- 大木一夫(2018.10)中世後期日本語動詞形態小見
- 鈴木丹士郎(1999.10)近世における形容詞シシ語尾の展開
一段化
- 岡村弘樹(2018.3)上代における動詞ホル(欲)の活用
- 岡村弘樹(2017.3)二段活用の一段化開始時期と下一段活用の成立:単音節動詞を中心に
- 小林賢章(1991.5)二段活用の一段化時期
- 坂梨隆三(1970.10)近松世話物における二段活用と一段活用
- 佐々木淳志(2010.3)自動詞・他動詞と二段活用の一段化
- 佐々木淳志(2013.3)「語の安定化」と二段活用の一段化
- 村上謙(2016.5)近世上方における二段活用の一段化とその後の展開
連体形周辺
終止形・連体形の合一
- 信太知子(2007.3)古代語終止形の機能:終止連体同形化と関連させて
- 青木博史(2015.11)終止形・連体形の合流について
- 吉田茂晃(2001.3)文末用言の活用形について
- 吉田茂晃(2005.11)"結び"の活用形について
準体・名詞句
- 信太知子(1970.9)断定の助動詞の活用語承接について:連体形準体法の消滅を背景として
- 原口裕(1978.11)連体形準体法の実態:近世後期資料の場合
- 青木博史(2005.7)複文における名詞節の歴史
- 信太知子(2006.3)衰退期の連体形準体法と準体助詞「の」:句構造の観点から
- 久保田篤(2002.11)江戸語における動詞連用形のー用法について
- 坂井美日(2015.7)上方語における準体の歴史的変化
- 彦坂佳宣(2006.10)準体助詞の全国分布とその成立経緯
- 坂井美日(2012.3)現代熊本市方言の準体助詞:「ツ」と「ト」の違いについて
- 野間純平(2013.3)高知県四万十市西土佐方言における準体助詞
- 福嶋秩子(2017.5)準体助詞の分布と変化
- 平塚雄亮(2019.3)福岡市方言の準体助詞にみられる言語変化
- 坂井美日(2019.9)南琉球宮古語における準体の変化に関する考察
コピュラ
ナ変の四(五)段化
- 辛島美絵(1989.6)国語資料としての仮名文書:鎌倉時代の二段活用の一段化例、ナ変の四段化例等をめぐって
- 諸星美智直(1992.4)近世武家社会におけるナ変動詞の五段化について
- 坂口至(2001.4)近世中期上方歌舞伎脚本資料に見えるナ変・下一段の四段化について
- 山内洋一郎(2002.3)ナ変動詞の通時相:ナ変の四段化はなかった
方言と活用
- 衣畑智秀(2017.3)南琉球宮古方言の終止連体形:方言に見る活用形の合流
- 江口正(2018.4)大分方言における動詞終止形の撥音化とその意味するところ
- 彦坂佳宣(2019.3)カ行変格活用の全国分布とその解釈
- 小西いずみ(2011.7)出雲方言における「一段動詞のラ行五段化」に関する覚書
- 高山百合子(2015.8)佐賀方言における用言の「語幹化」
語構成
- 蜂矢真弓(2018.10)一音節名詞被覆形
- 蜂矢真弓(2019.5)一音節名詞ア・イ・ウ・エ・オ
- 釘貫亨(2014.12)上代語活用助辞と動詞語尾との歴史的関係について
- 安本真弓(2010.3)古代日本語における形容詞と動詞の対応形態とその史的変遷
- 小柳智一(2014.10)「じもの」考:比喩・注釈
- 小柳智一(2012.12)被覆形・情態言・形状言・情態性語基
- 小柳智一(2011.3)上代の動詞未然形:制度形成としての文法化
接尾辞
複合動詞・補助動詞・複合辞
複合動詞
- 小島聡子(2001.8)平安時代の複合動詞
- 百留康晴(2017.3)中古における「~わづらふ」の文法化について
- 呉寧真(2017.2)動詞連用形に後接する「おはす・おはします」
- 呉寧真(2018.8)中古和文複合動詞の主体敬語の形
- 土居裕美子(2000.10)平安・鎌倉時代における「さわぐ」を構成要素とする複合動詞語彙
- 柳原恵津子(2012.3)自筆本『御堂関白記』に見られる複合動詞について
- 青木博史(2004.9)複合動詞「~キル」の展開
- 徳本文(2013.7)古典語複合動詞の後項「あふ」について
- 徳本文(2015.9)古代語複合動詞の後項「おく」について
- 徳本文(2017.3)複合動詞の後項「こむ」の変遷
- 永澤済(2017.3)複合動詞「Vおく」の用法とその衰退
- 宮腰賢(2007.11)自動詞「思ひ出づ」について
- 森山卓郎(2017.11)意志性の諸相と「ておく」「てみる」
補助動詞
- 小島聡子(2002.3)古典語のテ型の一用例:「~てやる」
- 山口響史(2015.10)補助動詞テモラウの機能拡張
- 菊田千春(2011.9)複合動詞テミルの非意志的用法の成立:語用論的強化の観点から
- 梁井久江(2009.1)テシマウ相当形式の意味機能拡張
- 梁井久江(2009.6)「役割語」としての〜チマウの成立
- 張又華(2013.3)「テシマウ」構文における話者の感情・評価的意味について
- 三宅知宏(2015.3)日本語の「補助動詞」について
- 三宅知宏(2015.11)日本語の「補助動詞」と「文法化」・「構文」
- 三宅知宏(2017.11)日本語の発見構文
- 天野みどり(2017.11)受益構文の意味拡張:《恩恵》から《行為要求》ヘ
複合辞
- 楊瓊(2017.12)原因理由を表す「によりて」について:漢文訓読の影響をめぐって
- 辻本桜介(2018.5)中古語の複合辞ニソヘテについて
- 馬紹華(2017.3)原因・理由を表す「せい」の成立について
- 中野伸彦(2015.2)近世における「~まじりに~」
- 砂川有里子(2000.10)空間から時間へのメタファー:日本語の動詞と名詞の文法化
- 藤田保幸(2016.2)引用形式の複合辞への転成について
- 藤田保幸(2017.3)複合辞であることを支える共時的条件:動詞句由来の複合辞を中心に
- 日高水穂(2013.10)複合辞「という」の文法化の地域差
格
ノ・ガ
- 後藤睦(2017.12)上代から中世末期におけるガ・ノの上接語の通時的変化
- 菊田千春(2004.6)上代日本語におけるノ・ガ格と名詞性:規則性と例外の共存をめざして
- 竹内史郎(2008.3)助詞シの格助詞性について:非動作格性と品詞分類
- 田村隆(2007.12)いとやむごとなききはにはあらぬが:教科書の源氏物語
- 山田昌裕(2000.6)主語表示「ガ」の勢力拡大の様相:原拠本『平家物語』と『天草版平家物語』との比較
- 後藤睦(2019.6)『宇治拾遺物語』のノ・ガ尊卑の実態について:「ノ・ガ尊卑説」再考のための端緒として
ヲ
- 竹内史郎(2008.4)古代日本語の格助詞ヲの標示域とその変化
- 近藤泰弘(1998.2)平安時代の「をば」の構文的特徴について:『源氏物語』の用例を中心に
- 木部暢子(2019.2)対格標示形式の地域差:無助詞形をめぐって
- 松本昂大(2016.10)古代語の移動動詞と「起点」「経路」:今昔物語集の「より」「を」
その他
- 間淵洋子(2000.6)格助詞「で」の意味拡張に関する一考察
- 小川志乃(2003.3)テヨリとテカラの意味的相違に関する史的研究
- 白井純(2001.9)助詞ヨリ・カラの主格標示用法について:キリシタン文献を中心として
- 米田正人ほか(2019.9)鶴岡市方言における共通語の格助詞「に」にあたる用法:格助詞「サ」の用法を中心として(鶴岡の発展的調査から)
ヴォイス周辺
受身
- 金水敏(1991.3)受動文の歴史についての一考察
- 岡部嘉幸(2018.4)「非情の受身」のバリエーション:近代以前の和文資料における
- 青木博史(2018.4) 可能表現における助動詞「る」と可能動詞の競合について
- 志波彩子(2018.4)ラル構文によるヴォイス体系:非情の受身の類型が限られていた理由をめぐって
- 山口響史(2018.9)近世を中心とした受身文の歴史:非当事者の受身の発達とその位置づけ
可能
- 吉井健(2018.6)「結果的表現」から見た上代・中古の可能:「ゆ・らゆ」も含めて
- 吉田永弘(2013.10)「る・らる」における肯定可能の展開
- 吉田永弘(2016.2)「る・らる」における否定可能の展開
- 村上昭子(1976)『玉塵抄』『詩学大成抄』における四段動詞および上一段動詞「見る」に対応する下一(二)段動詞
- 青木博史(1996.6)可能動詞の成立について
- 三宅俊浩(2016.4)可能動詞の成立
- 三宅俊浩(2018.6)無意志自動詞と「可能」との関係からみた「読むる・読める」の位置づけ
- 青木博史(2018.4)可能表現における助動詞「る」と可能動詞の競合について
- 三宅俊浩(2018.7)可能動詞の展開
- 浅川哲也(2018.3)江戸時代末期人情本にみられる可能表現について:後期江戸語における可能動詞の使用実態
- 三宅俊浩(2018.11)近世後期尾張周辺地域における可能表現
- 原口裕(1985.5)可能表現「スルコトガデキル」の定着
- 志波彩子(2018.3)受身と可能の交渉
- 志波彩子(2018.4)ラル構文によるヴォイス体系:非情の受身の類型が限られていた理由をめぐって
- 石田尊・田川拓海(2018.3)他動詞可能文における例外的格パターンの出現:主格保持の原則をめぐって
使役
動詞の自他
- 釘貫亨(1990.6)上代語動詞における自他対応形式の史的展開
- 永澤済(2007.10)漢語動詞の自他体系の近代から現代への変化
- 堀畑正臣(2018.2)動詞の自他対応による方言の成立とその分布:「かたる」と「のさる」をめぐって
- 鈴木英夫(1985.5)「ヲ+自動詞」の消長について
- 岡村弘樹(2019.8)上代における自他対応と上二段活用
個別の格支配
- 小田勝(2012.3)動詞「着換ふ」の格支配について
- 杉山俊一郎(2018.5)動詞「むくいる」の格支配について
- 松野美海(2014.11)感情動詞オソルのヲ/ニ格選択について:中世和漢混交文を中心に
- 永澤済(2016.9)判決における漢語動詞の特殊用法:「XとYとを離婚する」をめぐって
- 坂梨隆三(2015.2)春色梅児誉美の「腹を立つについて」
- メモ
- 個別の格の問題としては他に、教ふ、恐る、背く、よぎる、問ふ、経、別るなど
二重ヲ格
- 佐々木隆(2012.3)二つの目的語をもつ上代語の構文:助詞「を」の機能
- 佐伯暁子(2017.3)平安時代から江戸時代における「~ヲバ~ヲ」文について:二重ヲ格との比較も含めて
- 佐伯暁子(2009.4)平安時代から江戸時代における二重ヲ格について
モダリティ・助動詞周辺
- 古川大悟(2019.1)助動詞マシの意味
- 仁科明(2007.7)「終止なり」の上代と中古:体系変化と成員
- 小田勝(1994.7)接続句の制約からみた中古助動詞の分類
- 山口堯二(2001.10)「やうなり>やうだ」の通時的変化
- 山内洋一郎(2007.10)助動詞「そうだ」の表記と機能:中世語研究の視点を中心に
- 矢島正浩(2010.9)近世期以降の当為表現の推移
相互承接
- 小田勝(2008.2)中古和文における助動詞の相互承接について 糸井通浩(2009.11)古典にみる「時」の助動詞と相互承接:「枕章子」日記章段における
- 小田勝(2010.1)相互承接からみた中古語の時の助動詞
- 黒木邦彦(2012.10)中古和文語の動詞派生接尾辞-ツ-, -ヌ-:承接順位を巡って
- 高橋敬一(1979.6)今昔物語集における助動詞の相互承接
- 梅原恭則(1969.11)古今著聞集に於ける助動詞の相互承接
る・らる
ム周辺
- 山口堯二(1991.6)推量体系の史的変容
- 近藤泰弘(2000.2)モダリティ表現の変遷
- 釘貫亨(2016.3)上代語意志・推量の助辞ムの成立と展開
- 釘貫亨(2016.3)上代語活用助辞ムの意味配置に関与する統語構造
- 仁科明(2016.3)上代の「らむ」:述語体系内の位置と用法
- 小田勝(1991.6)成分モダリティ:中古和文における特殊な句
- 近藤泰弘(1991.3)中古語におけるモダリティの助動詞の体系
- 山本淳(2003.6)仮定・婉曲とされる古典語推量辞「む」の連体形:『三巻本枕草子』にある「らむ」「けむ」との比較を中心に
- 高山善行(2005.10)助動詞「む」の連体用法について
- 高山善行(2014.1)条件表現とモダリティ表現の接点:「む」の仮定用法をめぐって
- 高山善行(2016.5)中古語における疑問文とモダリティ形式の関係
- 栗田岳(2011.1)しづ心なく花のちるらむ:ム系助動詞と「設想」
- 栗田岳(2014.12)連体修飾のム:「思はむ子」をめぐって
- 菅原範夫(1991.10)延慶本平家物語の「ムズ」小考
- 金田一春彦(1953)不変化助動詞の本質:主観的表現と客観的表現の別について
- 尾上圭介(2012.3)不変化助動詞とは何か:叙法論と主観表現要素論の分岐点
- 大木一夫(2012.9)不変化助動詞の本質、続貂
- 新田哲夫(2018.7)石川県白峰方言と日本語史:推量意志の「うず」を中心に
- 矢島正浩(1993.2)天草版平家物語における打消推量・打消意志の助動詞:資料性との関わりを中心として
- 中沢紀子(2004.11)連体修飾節にみられるウ・ウズル
- 土岐留美江(1992.6)江戸時代における助動詞「う」:現代語への変遷
ベシ・マジ・マイ
- 大鹿薫久(1999.3)「べし」の文法的意味について
- 仁科明(2016.6)状況・論理・価値:上代の「べし」と非現実事態
- 高山善行(1996.10)助動詞ベシの成立:意味変化の視点から
- 川村大(1995.10)ベシの諸用法の位置関係
- 川村大(2000.2)叙法と意味:古代語ベシの場合
- 山口堯二(2000.3)中世末期口語における「べし」の後身:『天草版平家物語』の訳語による
- 山口堯二(1999.10)「べし」の通時的変化
- 大塚光信(1962.9)助動詞マイの成立について
- 山口堯二(2001.3)「まい」の通時的変化
- 山口堯二(2000.3)『天草版平家物語』の「まじい」と「まい」:原文との対照から見た打消推量の助動詞統合の歩み
- 高見三郎(1990.6)『杜詩続翠抄』の「マジイ」「ベイ」
その他、近代語寄りのもの
- 鈴木浩(2002.2)近世上方語のミルヤウナ:ミタイダ成立前史
- 川島拓馬(2018.1)近世・近代における「つもりだ」の用法変遷
- 川島拓馬(2018.12)意志表現「気だ」の特徴とその史的変遷:「つもりだ」と比較して
- 藏本真由(2018.3)前接要素・形態的特徴からみる「気がする」の意味変化
- 藏本真由(2018.3)「感じがする」の前接要素と形態的特徴
- 李淑姫(2006.8)虎明本狂言集における「ウと思う」の用法:推量・意志の助動詞「ウ」との比較
- 渡辺由貴(2007.3)「と思う」による文末表現の展開
- 渡辺由貴(2011.3)中世における文末表現「と思ふ」と「と存ず」
- 渡辺由貴(2015.9)文末表現「と思ふ」と「とおぼゆ」の史的変遷
- 山口堯二(2002.11)「はずだ」の成立
終助詞
- 任利(2005.8)文末の「かしら」と非文末の「かしら」:性差表示の出現位置をめぐる一考察
- 中野伸彦(1990.12)江戸語における「命令文+終助詞『ね』」
- 中野伸彦(1999.10)江戸語における終助詞の相互承接
テンス・アスペクト
- 仁科明(2014.9)「無色性」と「無標性」:万葉集運動動詞の基本形終止、再考
- 吉田茂晃(2004.3)文末時制助動詞の活用形について
- 土岐留美江(2014.9)動詞基本形終止文の表す意味:古代語から現代語へ
- 竹内史郎(2018.3)動詞「ありく」の文法化:平安時代語のアスペクト表現における一考察
- 泉基博(1995.11)『十訓抄』における「つ」と「ぬ」:史的変遷を中心にして
- 福嶋健伸(2000.8)中世末期日本語の~テイル・~テアルについて:動作継続を表している場合を中心に
- 福嶋健伸(2004.2)中世末期日本語の~テイル・~テアルと動詞基本形
- 福嶋健伸(2011.3)中世末期日本語の~ウ・~ウズ(ル)と動詞基本形
- 福沢将樹(2018.10)事態継続と期間継続:中世抄物を中心に
- 久保薗愛(2016.10)鹿児島方言における過去否定形式の歴史
- 福田嘉一郎(1991.4)ロドリゲス日本大文典の不完全過去について
- 竹内史郎(2011.11)近代語のアスペクト表現についての一考察:ツツアルを中心に
否定過去
副詞
- 小柳智一(2019.10)副詞の入り口:副詞と副詞化の条件
- 鳴海伸一(2013.11)副詞における程度的意味発生の過程の類型
- 吉田永弘(2016.3)副詞「たとひ」の構文
- 増井典夫(2015.2)形容詞終止連体形の副詞的用法
- 川瀬卓(2017.12)副詞「どうやら」の史的変遷
- 鳴海伸一(2017.11)程度副詞「けっこう」の成立と展開
- 岡部嘉幸(2011.3)否定と共起する「必ず」について:近世後期江戸語を中心に
- 深津周太(2018.5)近世における副詞「なんと」の働きかけ用法:感動詞化の観点から
- 林禔映(2018.3)評価副詞の成立と展開に見られる変化の特徴
- 島田泰子(2018.3)副詞〈なんなら〉の新用法:なんなら論文一本書けるくらい違う
とりたて・主題・副助詞
- 佐佐木隆(2007.3)続紀宣命と『万葉集』に見える助詞「し」
- 小田勝(2008.3)「しもは」考:「はしも」と「しもは」と
- 栗田岳(2017.3)助詞ハの諸相
- 山口佳紀(2016.3)『万葉集』におけるテハとテバの用法
- 小林正行(2006.1)狂言台本における助詞バシ
- 小林正行(2014.3)狂言台本における例示の副助詞デモ
- 小林正行(2010.10)抄物資料における副助詞ガナ
- 小林正行(2005.3)狂言台本における副助詞ガナ
- 山田昌裕(2014.2)「デサエ」二種の由来
- 山田昌裕(2012.10)「デサエ」の融合化とその背景
- 小林賢次(1995.2)「(言わ)んばかり」考:慣用表現の成立と展開
- 松尾弘徳(2009.6)新方言としてのとりたて詞ゲナの成立:福岡方言における文法変化の一事例
- 榎原実香(2018.9)文の階層構造からみたモの周辺的用法の分類
- 平塚雄亮(2019.7)甑島里方言のbasi
複文・文構造
文の階層性
- 小田勝(1990.8)中古和文における接続句の構造- 李淑姫(1998.10)大蔵虎明本狂言集の原因・理由を表す接続形式について:その体系化のために
- 李淑姫(2000.8)キリシタン資料における原因・理由を表す接続形式:ホドニ・ニヨッテ・トコロデを中心に
- 李淑姫(2002.8)『応永二十七年本論語抄』の因由形式の階層
- 松尾弘徳(2008.3)因由形式間の包含関係から見た天理図書館蔵『狂言六義』
- 大堀壽夫(2012.11)文の階層性と接続構造の理論
- 野田尚史(2015.4)文の階層構造から見た現代日本語の接続表現
テ
- 山口堯二(1980.3)「て」「つつ」「ながら」考
- 近藤泰弘(2012.2)平安時代語の接続助詞「て」の様相
- 近藤泰弘(2007.11)平安時代語の接続助詞「て」の機能
- 江口匠(2016.3)〈逆接〉を表す「て」をめぐって
- 矢島正浩(2018.3)タラ節の用法変化
- 吉田永弘(2011.11)タメニ構文の変遷:ムの時代から無標の時代へ
- 吉田永弘(2015.11)「とも」から「ても」へ
ナラバ・タラバ
- 蜂谷清人(1977)狂言古本における仮定条件表現:「ならば」「たらば」とその周辺
- 小林賢次(1979.2)中世の仮定表現に関する一考察:ナラバの発達をめぐって
- 矢島正浩(2017.11)中央語におけるナラバ節の用法変化
ホドニ・ニヨッテ
- 竹内史郎(2006.3)ホドニの意味拡張をめぐって:時間関係から因果関係へ
- 吉田永弘(2000.12)ホドニ小史:原因理由を表す用法の成立
- 吉田永弘(2001.3)平家物語のホドニ:語法の新旧
- 松尾弘徳(2000.6)天理図書館蔵『狂言六義』の原因・理由を表す条件句:ホドニとニヨッテを中心に
- 吉田永弘(2007.7)中世日本語の因果性接続助詞の消長:ニヨッテの接続助詞化を中心に
- 竹内史郎(2007.7)節の構造変化による接続助詞の形成
- 北原保雄・小林賢次(1985)言語資料としての『続狂言記』(条件表現の節)
ド・ドモ・ケレドモ
- 西田絢子(1978.4)「けれども」考:その発生から確立まで
- 村田菜穂子(1996.10)「ケレドモ」の成立:「閉じた表現」への推移と不変化助動詞「マイ」成立との有機的連関を見据えて
- 坂詰力治(2010.10)『長恨歌抄』に見える「まいけれども」をめぐって:接続助詞「けれども」の成立説を検証する
- 兪三善(2015.10)アーネスト・サトウ『会話篇』における言いさし表現について
その他条件表現
- 清水真澄(2014.2)『万葉集』における接続表現:「なへ(に)」の機能と意味関係
- 小柳智一(2004.7)「ずは」の語法:仮定条件句
- 栗田岳(2010.9)上代特殊語法攷:「ずは」について
- 山口堯二(1998.10)対比的な複文の前句における「あり」の朧化用法
- 岡﨑友子(2018.5)「頃」の用法と歴史的変化:現代語・中古語を中心に
- 外山映次(1969)条件句を作る「ウニハ」をめぐって
- 迫野虔徳(2012.12)仮定条件表現「ウニハ」
- 青木博史(2014.10)接続助詞「のに」の成立をめぐって
- 小川志乃(2004.6)カラニの一用法:接続助詞カラ成立の可能性をめぐって
- 馬紹華(2017.3)原因・理由を表す「せい」の成立について
接続詞
- 楊瓊(2015.3)上代の接続詞「しからば」の発生について
- 清水登(1988.12)抄物における「ゾナレバ」の用法について
- 矢島正浩(2018.5)逆接確定辞を含む[接続詞]の歴史
- 宮内佐夜香(2007.10)江戸語・明治期東京語における接続助詞ケレド類の特徴と変化:ガと対比して
- 尾谷昌則(2015.12)接続詞「なので」の成立について
- 梅林博人(2017.4)滑稽本の接続詞「しかし」について
並列
- 鈴木浩(1993.6)ナリによる並立表現における選択用法成立の経緯
- 岩田美穂(2006.12)並列形式「ナリ」の変遷
- 鈴木浩(1990.9)接続助詞「し」の成立
- 京健治(2015.3)シシ語尾形容詞と「不十分終止」
- 山田潔(2015.3)『玉塵抄』の並列表現:「ツ」「タリ」の用法
- 岩田美穂(2007.7)例示を表す並列形式の歴史的変化:タリ・ナリをめぐって
- 京健治(1998.2)並立列挙表現形式の推移
- 岩田美穂(2007.12)「ノ・ダノ」並列の変遷:例示並列形式としての位置づけについて
ダイクシス
指示詞
- 竹内史郎・岡﨑友子(2018.1)日本語接続詞の捉え方:ソレデ,ソシテ,ソレガ,ソレヲ,ソコデについて
- 岡﨑友子(2006.4)感動詞・曖昧指示表現・否定対極表現について:ソ系(ソ・サ系列)指示詞再考
- 深津周太(2018.5)上方・大阪語におけるコ系感動詞の歴史
- 岡﨑友子(2011.11)指示詞系接続語の歴史的変化:中古の「カクテ・サテ」を中心に
授受
構文・文構造
ミ語法
- 青木博史(2004.9)ミ語法の構文的性格:古典語における例外的形式
- 竹内史郎(2004.1)ミ語法の構文的意味と形態的側面
- 蔦清行(2006.10)ミとミト
- 蔦清行(2004.12)ミの世界
- 佐佐木隆(2014.1)散文と韻文のミ語法
係り結び*1
- 野村剛史(1995.9)カによる係り結び試論
- 堀尾香代子(2013.3)上代語にみるヤによる係り結びの異型
- 堀尾香代子(2018.3)『万葉集』にみる非活用語に下接する文末助詞「や」
- 野村剛史(2001.1)ヤによる係り結びの展開
- 鴻野知暁(2010.12)ゾの係り結びの発生について
- 野村剛史(2005.11)中古係り結びの変容
- 小田勝(2010.2)疑問詞の結び
- 鴻野知暁(2012.3)助詞コソの文末における一用法
- 永田里美(2018.3)『源氏物語』における反語表現:会話文中の「ヤハ」、「カハ」について
- 大西拓一郎(2002.9)方言の係り結び
- 衣畑智秀(2016.1)係り結びと不定構文:宮古語を中心に
間接疑問文
- 高山善行(2018.3)上代語の潜伏疑問文をめぐって:「知らず」構文の場合
- 高山善行(2016.12)ケム型疑問文の特質:間接疑問文の史的研究のために
- 高宮幸乃(2004.6)ヤラ(ウ)による間接疑問文の成立:不定詞疑問 を中心に
- 高宮幸乃(2005.6)格助詞を伴わないカの間接疑問文について
- Tomohide Kinuhata. 2012. Historical development from subjective to objective meaning: Evidence from the Japanese question particle ka
- 衣畑智秀(2007.7)付加節から取り立てへの歴史変化の2つのパターン
- 志波彩子(2016.1)近代日本語の間接疑問構文とその周辺:従属カ節を持つ構文のネットワーク
- 衣畑智秀(2016.1)係り結びと不定構文:宮古語を中心に
表現
行為指示
- 小柳智一(1996.3)禁止と制止:上代の禁止表現について
- 秋田陽哉(2015.5)源平盛衰記に見られる命令を表す「べし」
- 森勇太(2013.7)近世上方における連用形命令の成立:敬語から第三の命令形へ
- 村上謙(2003.4)近世後期上方における連用形命令法の出現について
- 川瀬卓(2018.5)前置き表現から見た行為指示における配慮の歴史 ほか
- 森勇太(2018.5)中世後期における依頼談話の構造:大蔵虎明本狂言における依頼
- 村上謙(2003.12)近世後期上方における連用形禁止法の出現について
- 細川英雄(1982.7)『天草版平家物語』の「な—そ」をめぐって
- 山口響史(2019.3)チョウダイにおける行為指示用法の成立
- 小林美沙子(2010.3) 新方言として終助詞化した「し」の命令・禁止・勧誘表現について
希望表現
- 釘貫亨(2018.3)奈良時代語における話者顧望マクホシをめぐる通時的諸相
- 青野順也(2007.10)終助詞「な・ね」と希望表現
- 堀川智也(1998.3)希望喚体の文法
- 舘谷笑子(1998.12)助動詞タシの成立過程
- 仁科明(2018.11)「ある」ことの希望:万葉集の「もが(も)」と「てしか(も)」
- 村上昭子(1993.7)『大蔵虎明本狂言集』における終助詞「ばや」について
- 大塚望(2004.7)「たい」と「たがる」:主語の人称を中心として
- 森脇茂秀(2015.3)比況表現の一形式
配慮表現
- 柴田敏(1998.2)提案への同意を表すヨカナリについて
- 高山善行(2009.3)『平家物語』の対人配慮表現:「断り」表現を中心に
- 高山善行(2010.2)中古語の<断り表現>について:『枕草子』の場合
- 青木博史(2010.6)近代語における「断り」表現:対人配慮の観点から
- 田島優(2016.9)困惑(自己)から同情・配慮(他者):感謝表現の発想法の変化
変化類型
機能語化・文法化
- 小柳智一(2018.5)文法変化の研究
- 砂川有里子(2000.10)空間から時間へのメタファー:日本語の動詞と名詞の文法化
- 日高水穂(2005.7)方言における文法化:東北方言の文法化の地域差をめぐって
- 柴﨑礼士郎(2017.12)談話構造の拡張と構文化について:近現代日本語の「事実」を中心に
- 小野寺典子(2017.3)語用論的調節・文法化・構文化の起きる周辺部:「こと」の発達を例に
- 田中章夫(1965)近代語成立過程に見られるいわゆる分析的傾向について
- 佐藤琢三(2016.5)構文としての「切っても切れない」
意味変化
- Tomohide Kinuhata. 2012. Historical development from subjective to objective meaning: Evidence from the Japanese question particle ka
- 衣畑智秀(2012.1)日本語における話者指向性
- 青木博史(2011.6)日本語における文法化と主観化
- 田中章夫(1998.10)標準語法の性格
- 鳴海伸一(2013.11)副詞における程度的意味発生の過程の類型
- 山際彰(2018.10)時間的意味から空間的意味への意味変化の可能性:「端境」の変遷を通して
- 川口良(2017.9)若者ことばに見る(間)主観化について:「大丈夫」の新用法に関して
文体
文体史
- 劉洪岩(2015.3)中古日本語の統語構造に対する漢文訓読の影響:主要部構造変容を中心に
- 山本真吾(2014.9)鎌倉時代口語の認定に関する一考察:延慶本平家物語による証明可能性をめぐる
- 大川孔明(2017.9)和漢の対立から見た平安鎌倉時代の文学作品の文体類型
- 斎藤文俊(2018.11)明治初期における聖書の翻訳と日本語意識:漢文訓読語法「欲ス」を例に
文体間対立
- 楊瓊(2017.12)原因理由を表す「によりて」について:漢文訓読の影響をめぐって
- 藤井俊博(2017.12)古典語動詞「う(得)」の用法と文体:漢文訓読的用法と和漢混淆文
- 山本真吾(2017.9)訓点特有語と漢字仮名交じり文:延慶本平家物語の仮名書き訓点特有語をめぐる
- 田中牧郎・山元啓史(2014.1)『今昔物語集』と『宇治拾遺物語』の同文説話における語の対応:語の文体的価値の記述
日本語史一般
- 大木一夫(2018.12)日本語史をふたつにわけること
- 沖森卓也(2018.12)ことばの時代区分とは何か
- 金水敏(2011.9)言語資源論から平安時代語を捉える:平安時代「原文一途」論再考
- 吉田永弘(2014.1)古代語と現代語のあいだ:転換期の中世語文法
- 小柳智一(2019.3)孤例の問題:規範と文法変化
資料論
- 乾善彦(2011.3)『三宝絵』の三伝本と和漢混淆文
- 土井光祐(2018.2)明恵関係聞書類の一般性と特殊性:言語変種とその制約条件をめぐって
- 山本真吾(1994.5)延慶本平家物語に於ける古代語の用法について:「侍り」「めり」「まほし」を軸として
- 山本真吾(2010.12)平家物語諸本と中世語:延慶本の言語年代をめぐって
- 山本真吾(2014.9)鎌倉時代口語の認定に関する一考察:延慶本平家物語による証明可能性をめぐる
- 坂詰力治(1995.11)中世語法より見た『発心集』:国語資料としての性格
- 山田巌・木村晟(1976.2)『本則抄』について
- 高見三郎(1977.3)杜詩の抄:杜詩続翠抄と杜詩抄
- 風間力三(1967)ロドリゲス日本文典の引用した平家物語
- 岸本恵実(2018.5)キリシタン版対訳辞書にみる話しことばと書きことば
- 菅原範夫(1989.3)キリシタン版ローマ字資料の表記とよみ:ローマ字翻字者との関係から
- 北原保雄・大倉浩(1983)言語資料としての『狂言記正篇』
- 北原保雄・小林賢次(1985)言語資料としての『続狂言記』
- 北原保雄・大倉浩(1997)言語資料としての『外五十番』
- 北原保雄・大倉浩(1997)『狂言記外五十番』について
- 北原保雄・吉見孝夫(1987)言語資料としての『狂言記拾遺』
- 池上秋彦(1995.8)「五大力恋緘」の語法・緒論:上方本と江戸本を比較して
- 坂口至(2001.4)近世中期上方歌舞伎脚本資料に見えるナ変・下一段の四段化について
- 坂口至(1990.3)噺本に見る近世後期上方語の諸相
- 村上謙(2010)対照表形式の近世後期上方語彙資料
まだ記事が少ないもの
不定語
敬語
音韻史
- 柳田征司(2007.10)上代日本語の母音連続
- 安田尚道(2003.4)石塚龍麿と橋本進吉:上代特殊仮名遣の研究史を再検討する
- 肥爪周二(2018.11)上代語における文節境界の濁音化
- 高山知明(2009.3)タ行ダ行破擦音化の音韻論的特質
- 吉見孝夫(2013.12)『後奈良院御撰何曽』「ははには……」の謎々はハ行頭子音の証拠たり得るか
- 川口敦子(2018.6)コリャードのt入声表記とツ表記:スペイン系写本との比較から
- 石山裕慈(2018.10)「漢字音の一元化」の歴史
語史・語彙史
- 田中牧郎(2015.4)近代新漢語の基本語化における既存語との関係:雑誌コーパスによる「拡大」「援助」の事例研究
- 田中牧郎(2015.5)明治後期から大正期に基本語化する語彙
- 橋本行洋(2015.3)「ぽち」とその周辺語 :〈心付け・祝儀〉を示すことば
文字表記史
- 小笠原一(1992.3)「七夕」考 用字を中心に 織女から七夕へ
- 佐藤嘉惟(2018.6)世阿弥自筆能本の表音的表記:表記の揺れと執筆過程
- 神戸和昭(2017.7)『浮世風呂』における「せ゜」「そ゜」をめぐる問題 : 江戸語研究の「常識」と「誤解」
- 矢田勉(2014.7)近世・近代間における口頭語の表記体選択意識の変化
言語規範
- 山本真吾(2018.4)鎌倉時代の言語規範に関する一考察:「古」なるものへの意識をめぐる
- 新野直哉(2012.3)昭和10年代の国語学・国語教育・日本語教育専門誌に見られる言語規範意識 :副詞”とても”・「ら抜き言葉」などについて
方言(文法でないもの)
- 大西拓一郎(2017.5)言語変化と方言分布:方言分布形成の理論と経年比較に基づく検証
- 大西拓一郎(2018.8)交易とことばの伝播:とうもろこしの不思議を探る
- 原田大樹(2009.12)昭和30年代の共通語指導における「懲罰」と「奨励」:鹿児島県の方言札・表彰状等を通して
- 佐藤祐希子(2003.1)「気づかない方言」の意味論的考察:仙台市における程度副詞的な「イキナリ」
日本語以外史
- Lotta Jalava, 2017. Grammaticalization of modality and evidentiality in Tundra Nenets
- Sophie Villerius, 2017. Modality and aspect marking in Surinamese Javanese: Grammaticalization and contact-induced change
- Heiko Narrog, 2017. Relationship of form and function in grammaticalization
- Riccardo Giomi, 2017. The interaction of components in a Functional Discourse Grammar account of grammaticalization
- Kees Hengeveld, 2017. A hierarchical approach to grammaticalization
- Hilary Chappell, 2017. From verb of saying to discourse marker in Southern Min: (Inter)subjectification and grammaticalization
- Karin Beijering, 2017. Grammaticalization and (inter)subjectification: The case of the Swedish modals må and måtte.
- Karin Beijering, 2011. Semantic change and grammaticalization: The development of modal and postmodal meanings in Mainland Scandinavian må, måtte and måste
- Bing Zhu, Kaoru Horie, 2018. The development of the Chinese scalar additive coordinators derived from prohibitives: A constructionist perspective
- Sylvie Hancil, 2018. (Inter)subjectification and paradigmaticization: The case study of the final particle but
- Bernd Heine, 2018. Are there two different ways of approaching grammaticalization?
- Ophelie Gandon, 2018. The grammaticalization of interrogative pronouns into relative pronouns in South-Caucasian languages: Internal development or replica?
- Ekkehard König, Jingying Li, 2018. Functional similarity despite geographical distance: On the grammaticalization of German mal and Chinese yíxià
- Heiko Narrog, 2015. (Inter)subjectification and its limits in secondary grammaticalization
- Sarah D’Hertefelt, Jean-Christophe Verstraete, 2014. Independent complement constructions in Swedish and Danish: Insubordination or dependency shift?
- Sarah D'Hertefelt, 2017. Directive conditional and complement insubordination in Germanic languages
- Bert Cornillie, 2008. On the grammaticalization and (inter)subjectivity of evidential (semi-)auxiliaries in Spanish
- Lobke Ghesquière, Lieselotte Brems, and Freek Van de Velde, 2012. Intersubjectivity and intersubjectification: Typology and operationalization
- Heiko Narrog, 2012. Beyond intersubjectification: Textual uses of modality and mood in subordinate clauses as part of speech-act orientation
- Elizabeth Closs Traugott, 2012. Intersubjectification and clause periphery
- Kyou-Dong Ahn, 2020. From honor to disparagement: The grammaticalization of -tapsiko in Korean
- Seongha Rhee, Hyun Jung Koo, 2020. From quotation to surprise: The case in Korean
- Maria Averintseva-Klisch, 2008. To the right of the clause: Right dislocation vs. afterthought.
- Martina Faller, 2014. Reportative evidentials and modal subordination
- Jan Nuyts, Pieter Byloo, 2015. Competing modals: Beyond (inter)subjectification
- Daniël Van Olmen, 2013. The Imperative of Say as a Pragmatic Marker in English and Dutch
- Winnie Chor, 2013. From ‘Direction’ to ‘Positive Evaluation’ :On the Grammaticalization, Subjectification and Intersubjectification of faan1 ‘return’ in Cantonese
- Seongha, Rhee, 2012.5. Context-induced reinterpretation and (inter)subjectification: the case of grammaticalization of sentence-final particles
- 福元広二(2014.6)初期近代英語期における仮定法の衰退と I think の文法化
- 早瀬尚子(2017.11)懸垂分詞からの構文化例:分詞表現の談話標識化とその条件
- 大橋浩(2019.10)譲歩からトピックシフトへ:使用基盤による分析
- 眞田敬介(2019.10)認知言語学と歴史語用論の交流を探る:MUSTの主観的義務用法の成立過程をめぐって
- その他
- 学会報告
*1:野村剛史(2002)「連体形による係り結びの展開」上田博人編『シリーズ言語科学5 日本語学と言語教育』東京大学出版会 あり、野村(1995)、野村(2001)がまとめられる他、「ナモ・ナムの係助詞としての出発は,はぼヤと同様ではなかろうか」(p.35)との予測あり。石田春昭(1939)「コソケレ形式の本義(上・下)」『国語と国文学』16-2,3, 大野晋(1955-)「日本古典文法」『国文学解釈と鑑賞』20-12~、(1964)「係り結びの起源はどんなことか」『国文学解釈と鑑賞』29-11, 研究史に関して、蔦清行(2011)「コソ・已然形研究史抄」『日本語・日本文化』37